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2007年08月13日

なぜ住宅ローンの金利はほかのローンに比べて低いの?


(日経住宅リサーチより引用)

 住宅ローンが個人向けローンの中で最も低い金利に設定されている。なぜ金利が低いのか、それは有担保型のローンになっているのが大きな理由。有担保型ローンというのは担保を必要とするローンのこと。

 その担保の意味を辞書で調べると、“債務不履行に備えて、債権の弁済を確保する手段となるもの”と記されている。平たくいえば、借金の形(かた)。借りた物の代わりに預ける物、ということになり、昔からの庶民金融でいえば、質屋に預ける質草(しちぐさ)のことである(※)。

 住宅ローンにおける質草は、ローン資金によって取得した物件になる。別の言い方をすれば、貸す側の金融機関が、借りた側の取得した物件に対して、抵当権を設定するということである。

 借りたお金を返さなければ、貸した側は抵当権を行使し、借金の形を最終的には競売に掛けることになる。質草の例でいえば、質流れ、質流れ品バーゲンというわけだ。

 有担保型の住宅ローンを利用して取得した住宅に対しては、金融機関から抵当権という網がかぶせられた状態になる。金融機関の方では網をかぶせる代わりに、金利を低く設定する。逆に、ローン利用者にとっては、金利が低く設定されたことによって、返済しやすい状況がつくられる。

 金利の高いローンほど危険度の高い商品だともいえる。逆にいえば、リスクの高いローンほど金利を高く設定しておかなければ金融機関にとっては収益性が見込めない、ということである。


 多額な資金が借りられ、長期にわたって低い金利で返済できる住宅ローン。しかし、その返済に窮することも時として起こり得る。仮にそうなったとしても、高金利カードローンや消費者金融に手を付けたりすると、住宅ローン低金利メリットも台無しになる。


posted by 住宅ローンと金利 at 09:40| 住宅ローンと金利 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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